読書「サンドイッチは銀座で」

 

読了。挿絵は「孤独のグルメ」のマンガの人。この方の絵は本当に美味しそうでお腹が減る。

池波正太郎のエッセイのお店がいくつか出てくるので,美味しいお店にはみんな集まるものなんだな~と思った。食べることが本当に大好きなんだな~と伝わってくる良い本です。熊の肉の箇所は,なんだか圧倒された。食べてみたいようなそうでないような。あと,飯田屋の山田ちゃんのどぜうの食べ方が素敵だった。それから,ランチョンの店主さんと吉田健一さんの交流の場面がとてもよかった。

千疋屋のフルーツサンドのところで,

とはいいながら、6切れまで進んだところで会えなく息切れ。昼食抜きの腹が敗因である。

フルーツサンドのおいしさはどうやらタイミングで決まる。気持ちに余裕のあるとき、ちょいちょいと気まぐれにつまむくらいで折り合いがよいようである。

というくだり,最近自分も美味しいパンケーキ屋で同じことをしたので,ひどく共感した。

本の中に出てきた気になったお店は以下のとおり。

・木村屋總本舗のサンドイッチ、桜あんぱん、「小エビのカツレツサンド」

・有楽町はまのやパーラー「スペシャルサンドウィッチ」

千疋屋「フルーツサンド」

・みやざわ「カツサンド」(銀座)

・ロックフィッシュ「生ハムとカマンベールのサンドイッチ」(コリドー街)

・チョウシ屋「コロッケサンド」(東銀座)

・ランチョン「ビーフパイ」(神田)生ビール、メンチカツ

・松栄亭(神田)

・たけむら(神田)

みんな美味しいお店をこだわりを持って探して,なんども通って,自分のものにしている?んだな~と思った。ガイドブックをみて一回だけいって美味しかった!では,まだまだですね。