2016年7月台湾旅行②

ばっちり寝て,睡眠時間は万全の2日目。しかし,胃なのか腸なのかがシクシクいたい…。憂鬱な体調で1日開始です。体調が憂鬱とはいえ,時間は限られているので,せっかく動かなくては勿体無い。ということで,気合を入れて出発します。

台湾では「ユーバイク」というレンタル自転車を結構みなさん活用しています。駅前とかにユーバイクのエリアがあって,そこに置かれている自転車を借りて,目的地のそばにあるエリアに返却する,というシステム。借りるためにはクレカが必要になります(現地の人だともうひとつ方法があるみたいだけど)。私のクレカは使用するとすぐに連絡が来るようになっているのですが,それによれば,借りるときに一旦日本円で6000円くらいの使用したことになり,その後使用時間分の料金を引いてキャンセルされるという仕組みみたいです。ちょっと乗るくらいだと100円前後。

朝食は友人イチオシの「豆漿」というものを食べに行きました。

オープンテラスの用になっていて,地元の人が大勢朝食をとっています。みんな出勤前なのにとても元気。職場の人が集まってご飯を食べているようなグループもあり,日本で職場の人と朝ごはんってあまりない光景なので,余計驚きました。仲がいいんだなあ!

注文したのは「鹹豆漿(シェントウチァン)」という豆乳でできた朝ごはん。最初は豆乳なのですが,時間がたつにつれてだんだんおぼろ豆腐のようになっていく不思議なごはんです。

温かい豆乳に葱の刻んだの,ダシ用の小エビなどが入っていて,ラー油で味を調整していただきます。お腹がいたい私でもこれはとってもうれしい。揚げパンを加えながらいただきます。あとは,焼いたタマゴを挟んだクレープみたいなものも注文しました。こちらは醤油をかけていただきます。

台湾の人々は豆漿を朝ごはんにして,さらに冷たい豆乳をテイクアウトする人も多く,とっても豆乳を摂取するみたいです。みんな元気そうなのと,肥満している人をあまりみかけないのって,このせいなのかなー?豆乳は悪玉コレステロールを減らす働きがあるらしいので,あまり豆乳が苦手だった私ですが,せっかくなので台湾旅行をきっかけに豆乳を日常生活に取り入れてみようかなーと思いました。

滞在中,台湾の人々が豆乳を袋に入れて元気に出勤していく姿を見るのがとっても好きでした。

お腹もいっぱいになったところで,ユーバイクに乗って移動。気温は36度まであがり,かなりしんどいです。なので,避暑も兼ねてカフェに向かいました。

閲楽書店

松山文創園区はリノベーションを積極的に行っているエリアだそうで,その中にある「閲楽書店」。ここも元は工場の施設をカフェにかえたとのことです。日本の古い小学校のような外観でとても趣がありました。

中はこんな感じ。素敵です。

Wifiも使えるので便利。お店の人にお願いするとパスワードを教えてくれます。

冷たいお茶を頼みました。ほんのり甘みがついています。優しい味で胃にうれしい。

外はかなり気温も高く湿度も高く,適宜休まないと体調を崩してしまいそうなので,このカフェでゆっくりさせてもらいました。周りの人達もゆっくりしていました。朝からシクシク痛かったお腹もようやく一段落。もしかしたら,日本では気温が低かったのにいきなりこの気温になったので,夏バテをしてしまったのかもしれないと思いました。

ふたたび佳興魚丸店

お昼は再び佳興魚丸店へ。あのもちもち団子は滞在中毎日食べたいくらいなのです。

暑い中お店の人が沢山煮ています。地元の人は煮る前の団子を買っていく人もとても多い。私も日本に持って帰れるのならほんとこの団子欲しかった。

ばかのひとつおぼえです。おいしくてたまんない。

なぜお昼を控えめにしたかというと,今日はこの後にかき氷,そして夕ご飯にわざわざ予約までしていく大イベントのメニューが控えているからなのでした。そして,なにより胃がまだシクシクいたかったという…

 綠豆蒜啥咪

暑い気温の中,完全に夏バテ状態となった私は,元気な友人の後ろをトボトボ歩きます…とにかく胃がいたい…そんな私を友人が連れて行ってくれたのが,スイーツのお店。もともとはかき氷とかではなく,豆のスイーツを出しているお店なのだそうですが,ここのかき氷は絶品なんだそうです。

入ってみたら満席。しかも日本人超多い!少し待ちます。

陽気な店員さんに注文。友人は英語も中国語も堪能で,私にはわからない言葉で注文しています。トッピングのおすすめを聞いたりして楽しそう…いいなあ!

これは夏バテの心にめっちゃ響く!なにこれ!完熟マンゴーが2個分がっちりのったマンゴーかき氷。マンゴーは完熟でとおおおおおっても美味しくて,かかっているシロップも激旨,更にその中には練乳もかかっている。1品で三度美味しい。このかき氷も毎日食べたいくらいの美味しさです。これを食べに台湾にいきたいくらい好き。(写真があまり美味しそうに見えなくて残念ですね)

友人は豆のスイーツの大を注文したのですが,それが思ったよりもめちゃくちゃ多く,やや量を持て余していました。逆に私は冷たいかき氷のおかげで元気を取り戻し,お互いのHPが近くなりました。

お店の道中,賑やかな洋品店が沢山並んでいるので,そこでビーサンを買ってパンプスから履き替えられたことも有り,ようやく元気になりました。

これで夜のメインイベントも万全の調子で臨めます。

行く途中に横道をみたら,暑い日差しのせいか誰も外に出ていなかった。それくらい暑かったです。

食べ疲れた友人とも相談して,ホテルに一旦帰ることにしました。

圍爐

2日目のメインディッシュは,「圍爐(ウェイルー)」。ここは鍋のお店,ネット上では「酸っぱ鍋」などと呼ばれています。白菜の酢漬けが入った鍋だそうで,台湾の食事・おすすめ,で検索するとこのお店が紹介されていることも多いくらいの有名店。念のため予約をとって行きました。

けちんぼな我々は地下鉄と自転車と徒歩です。タクシーなんて使いません。

友人は地図が読める女なので(わたしは読めない女),無事に到着。ちょっと高級そうな入り口です。

台湾のビールとエビのすり身の団子を注文。台湾ビールおいしいー。

鍋を注文したら,あとはタレを自分で調合します。にんにく,ごまだれみたいなたれ,赤唐辛子,葱,真っ赤ななんか,とにかくいろいろな調味料が並べられています。私は全部のものをまんべんなく入れてみました。友人はタレなんて自分でつくらないと意味が無い!と息巻いていたのですが,調味料の多さにおののいて,お店の人におすすめを調合してもらうという裏切りをしてくれました。お店の人曰く,ごまだれっぽいのを多めに入れるのが良いそうです。

パクチーもいっぱい入れます。後ほどにんにくをマシマシしました。

ジンギスカン?ではないのですが,なんか真ん中には煙突が立っています。受け皿に炭が少し落ちていたので,熱された炭が入っているのでしょうか?独特の香りが漂ってとっても美味しそうです。肉も海老のすり身も一気に入れます。

どっちも超オイシイ~~~~~~~!ほんのり酸っぱい白菜がこのタレとぴったりあいます!中に豆腐とかエビとかも入っているのですが,これらもほんと美味しいです。白菜も美味しい。白菜は,ザワークラウトが温まった感じがしました。タレにつけてたべるとほんと美味しい。

うまいーうまいーと食べていましたが,2人では食べられる量に結構限りがあり…最後はお互い食べていいよ,とすすめあう(押し付けあう)結果に。周りを見たら大人数で来ている人が多く,その人達はいろんな野菜も追加注文していました。やはり鍋は最低でも3人以上でたべたいところですね。友人はお店の前で張って,2人連れのお客さんに一緒に入りませんか?って声かけるのがいいかも!と言っていました。賢い。

食事の後は,ホテルの人に教えてもらった足つぼマッサージに行きました。40分600元でしたが,昨日のところよりとても綺麗で,足湯をしている間は頭や肩をマッサージしてくれるので,100元高くてもいい感じです。しかし,痛いのは相変わらず。マッサージ中に,足裏と内臓?の対応表を出されたので見ていたら,どうやら「尿管」とかそのあたりが痛いようでした。友人も同じ所が痛いと言っていたので,本当に尿管なのかは謎なところです。ただ,だいたい左から開始されるのですが,右側の方はどこもあまりいたくなくなっているので,左で刺激されているうちに内蔵が改善されて右は痛くなくなるのか,単にマッサージ師さんが疲れて右はやや弱めになっているのか,そこはよくわかりません。

終わった後はすっきりしているので,効果は結構あるのだと思います。あとむくみがすっきりとれているのはすごいです。

そんな感じで2日目も無事に終わりました。