2016年7月台湾旅行④

やっと暑さに身体もなれ,お腹の痛さはすっかり取れました。4日目の朝ごはんは,朝から甘いものです!

この日も天気は一時的に雷雨となっていますが,相変わらず傘は持たずに出た2人でした。

百果園

ここは相当混むとの話だったので,早めに向かってみました。既に人がいっぱい,しかも全員日本人!相席になったご夫婦も日本人。日本のフルーツパーラーに入った感じでした。私はパイナップルのアイス,友人はマンゴーのアイス。

机もバナナやリンゴがかたどられている可愛らしいインテリアで(わたしたちはお店に入ってすぐあるバナナテーブルに座りました),水も中に冷たいフルーツが入っていてほんのり甘くて美味しいもので,サービスもなかなかです。お味も!

でも,あまりに日本人ばかりだったので,日本に帰った気持ちになってしまって,少し損した気分です。って,自分たちもその中のひとりだったわけですが!

 

お昼まではまだ時間があるので,また閲楽書店に行って,それぞれのんびりと作業をしました。自分の家のそばにもこういうカフェがあれば最高なんだけどなあ。

お昼までのんびりと過ごしました。

4日目のお昼

そして,昼は前々から目当てのお店に向かいます。このお店の名前をすっかり失念してしまったので写真だけです。見る人が見ればどこかすぐわかると思います。あの人気ガイドブックで絶賛されていますので。

左のおかずは,ちょっとピリリとからかったので,青とうがらしかなー?と思いましたがどうだったんでしょう。

「番茄炒蛋」。トマトの卵炒めです。これが・・・控えめに言っても最高。なんでこんなに美味しいの?もうびっくりするくらいおいしくてやばい。これは本当にやばい。家で再現したいけれど絶対できないと思う。卵にも味が付いていると思うのだけど,なんで味をつけているのかわからない。本当に美味しいです。

本当ははまぐり炒めも食べたかったのですが,今日はないと言われてしまったので,他におすすめを聞いたら「梅子雉(梅と鶏肉炒め)」をおすすめされたのでそれにしてみたのですが・・・・・最高すぎる。本当に美味しい。

これ以外にもケンサキイカも頼んでおり(写真上),それもまた最高でした。昼からビールをぐいっといきたいくらい。

やばい,このお店好み過ぎる。全メニュー制覇したい・・・と話をしていたら,また雷雨です。昨日もこの時間帯だったので,13時から14時に降ることが多いのでしょうか。絶対止むから少しまとう,といっていたのですが,いっこうに止む気配なし。これは困ったなと言っていたら,お店の方が可愛いパンダの傘を貸してくれました。返さなくていいよ,と。台湾の人って本当にやさしい…。

実は前の日にMRTの駅内で,地元の人懐こそうなおじさんに話しかけられていたのですが,ちょっと何を言っているかわからなかくて困っていたところに,素敵なマダムが綺麗な日本語で助け舟を出してくれたということがありました。昔日本企業で働かれていたとのこと。36度という気温の中で,おしゃれなレインコートを羽織,これまたおしゃれな帽子をにかぶった,それはそれは綺麗なマダムでした。困っている旅行者に,旅行者の国の言葉であんなに優しく声を掛けられるようになりたい!と,私と友人はいたく感激しました。

傘を借りることになる前から,「夜も来ない?ここの他のメニュー注文しようよ?卵とトマトももう一度食べたい!」という話になっていたのです。1日に2回行くというのもちと恥ずかしいかなあ・・・と言っていたところに傘の話だったので,もう一度来れる口実ができた!と大喜びしました。

そうと決まれば,傘の御礼にお菓子も渡そうということになり,日本へのおみやげも買いたいところだしと,昼食後はおみやげ探しです。その前に,友人が気になっていたカフェにも行くことにしました。

手天品

パイナップルケーキ

焼き菓子,シナモンが効いていておいしい

ここはこぢんまりしたお店。全て手作りで,ベーキングパウダーも使っていないそうです。パイナップルケーキと焼き菓子を試しに1つずつ買って試食してみたら,ほんとうに美味しい。実はパイナップルケーキはあまり好きではなかったのですが,ここのパイナップルケーキはぜんぜん違う,絶品です。1つ32元。

職場用にパイナップルケーキ6つと,先ほどの傘を貸してくれたお店に焼き菓子を購入しました。また台湾にいったら,お土産として買いに行きたいお店です。

紫藤廬

ここはお茶の入れ方を教えてくれるカフェとのことで,訪れてみました。

趣きのある佇まいです。

テーブルを希望したら,窓のそばのテーブルに案内されました。雨の降る庭を見ながらお湯が湧くのをのんびり待ちます。

イケメンの店員さんが茶器一式を持ってきてくれて,淹れ方を英語で丁寧に説明してくれます。

まずお湯を注いだら

この背の高い器に注ぎます。↓こんなかんじ。

先日のお茶屋さんの説明の記憶だと,たしかこうすることで,お茶が均一になるんだとかそんな理由だった気が。

そして,まずは背の高い茶碗の方に入れて香りを楽しみます。香りを楽しんだら,背の低い方の茶碗に入れて,その茶碗からお茶を飲みます。背の高い方は香りを楽しむ茶碗なのでそちらからは飲みません。

 お茶を注いだら,蓋を少しあけておくこと。そうすることで次のお茶も美味しくのめるそうです。この茶葉の量で4回~5回分飲めるとのことでした。

ゆっくりお茶の香りと味を楽しんだけど,2つのお茶では香りも味も全く異なっていて,こうやってゆっくりする時間というのも本当にいいなあ~。日本だとついせかせかと動きまわってしまうから,海外でのこういう時間はとても貴重です。

のんびりしていたら,雨がやみました。

清淨母語

その後は,今回友人が台北旅行の最大の目的としていたお店に向かいます。パイナップル酵素が購入できるお店。前回来た時に購入して,とても良かったので今回はまとめ買いしたい,そのために大きなスーツケースを持ってきたとのこと。非常に賢い彼女が言うのだから間違いないのでしょう。私も買って帰ることにします。

お店では,これまた陽気な店員さんが,沢山説明をしてくれて,どんどん試飲させてくれます。パイナップル+レモン酵素,パイナップル酵素,レモン酵素,梨の酵素…。パパイヤとかドラゴンフルーツもあったような。

パイナップル+レモン酵素もすごく飲みやすくて美味しいのですが,レモン酵素はさらに美味しい!ただレモン酵素はお高い。どれを購入するか迷いましたが,リーズナブルさとお味から,パイナップル+レモン酵素にしました。

日本に帰ってきてから,家人とサイダーで割って飲んでいますが,心なしかお通じが良くなったようなそんな気がします。5ccの酵素を飲んだら,1リットルから2リットル水を飲むようにとのことです。

家用に大きいのを1本,妹用に小瓶購入しました。

買い物を満喫して,また夕食の時間。傘と一緒にまた,昼のお店に向かいます。お店の人は覚えていてくれて,笑顔で近づいてきてくれたので,傘と一緒にお菓子を渡しました。早速タマゴとトマトの料理とはまぐりを注文したところ,はまぐりはないそうです。昼だけじゃなかったのねーしょんぼり。代わりに「宮保蝦仁」というのを進められたのでそれを注文しました。タマゴとトマトは,「昼も食べたじゃない~!」と言われたのですが,友人が「彼女(私)がとても気に入って」と中国語で説明してくれました。もう一つおすすめは?と聞いたら,「2品でも十分多いよ!」と言われたのですが,私達が相当お腹をすかせていると思ったらしく,牛肉とおもちの料理をおすすめしてくれました。

左が「宮保蝦仁」。プリップリのエビがピリリとしていて,美味しい~。タマゴとトマトの方は,二度目に食べても相変わらず感動してしまう。何が入っているのか頑張って分析したかったのだけど,わからない。タマゴに薄く味が付いているとは思うのだけど。分析して作りたくなるくらい美味しいです。

ここまでは順調。

ところが…最後にきた餅はわたちたちの想像を凌駕するボリュームでした。めっちゃ多い~~~。なるほど,マダムは私達が相当腹ペコだろうとおもって,量の多いものを進めてくれたのでしょう。めったにお腹いっぱいと言わない友人も,途中から「餅が苦しい…」と言い出す始末。私は既に話す気力もありません。とても美味しかったのに,私達の読み違いで,最後は味がわからなくなってしまい,本当に勿体無いことをしました。

この後,また同じ足裏マッサージへ。この日の担当の人は非常に上手な人で,しかも明るくおしゃべり。友人と友人の担当さんと中国語での会話が非常に弾んでいて,優しい友人はその都度翻訳してくれるのですが,私はついていけず。あー,私もちゃんと勉強しておけばよかった。友人のように現地の言葉を話せるというのは,旅が何倍にも楽しくなるのだなあと思いました。何カ国後も話せる彼女の素晴らしさをひしひしと感じた旅行でもありました!なお,今日痛いと感じたところは「卵巣」と「子宮」とのこと…ひえー。具合が悪いと感じてはいないのだけど,どこか悪かったらいやなので,検診をちゃんと受けようと思います。足裏マッサージは自分の健康を見直す良い機会でもあります。

ホテルに帰り,そのあとスイーツを食べに行くかバーに行くかなどといっていたのですが,「餅爆弾」にやられた私たちは結局動けず。友人もすっかり食べ疲れて眠っていました。