昔の上司

 

4月に入って,1人減となったせいもあって,本当に慌ただしい。でもこれは終わりの始まりにすぎず,来年の4月が本当の修羅場の始まりなのです。おそろしいことですよ。その日が来るまでそのことはあんまり考えたくないなぁ…とはいえ,相変わらず仕事は楽しく働いています。

そんな中,先週かつての組織の上司がわざわざ職場に会いに来てくれました。きっかけは今いる職場の研究者の人が私の名前を出してくれたからとのこと。ひっそりとした部署なので知っていてくれる人がいるというだけでも驚きなのに,ちゃんと部署を認めて外部の人に話してくれるなんてすごく嬉しい。20代の頃その上司ともう一人の上司と先輩と密命を受けて行った出張が楽しくて,今でも当時の関係者の間で話題に登り,私の名前も出るとのこと,それもとても嬉しかった。

今年度に入って,なぜか今の自分は大学卒業時の自分からみてどうなんだろうって思ってたんだけど,かつての組織から声をかけてもらえたりしたこととか,昔の業務(財務)と今の業務(知財)を比べてみたりして,やってきた仕事は概ね満足の行くものだったなあという結論に達せた。またしばらく後ろを振り返ることなく,今いる職場でしっかり働いていきたい。

でも,4月に入って新卒で入った組織の人々と再会する機会が4度もあって(過去20年弱そんなことは全然なかったのに),とても不思議。これまでは昔は昔って思って来たけれど,今まで来た道も大切にしつつ進みなさいってことなのかな。

そんな感じで,まもなく4月も終わります。おはむもおもちもバニラも実家はむちゃんも,みんな元気で4月も過ごせて本当に良かった。おはむとはむちゃんが来月で1年9ヶ月になるので,心配は尽きません。朝起きて顔を出してくれるとそれだけで本当にうれしい。