知的財産推進計画2014
6月下旬に知財戦略本部から、「知的財産推進計画2014」が
発表されていたみたいです。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/chizaikeikaku2014.pdf
>「出願審査請求から特許の「権利化までの期間を、今後10年以内(2023年度まで)に2012年の水準から半減(平均14か月以内)する」
これはいい。
10年以内といわずに早く早く!
>(リサーチ・アドミニストレーターの育成・定着等)
・研究開発等の企画立案や知的財産権の取得及び活用等に関し、専門的な知識及び能力を有するリサーチ・アドミニストレーターを育成・確保し、その定着及び質の向上を図る。(短期・中期)(文部科学省)
>(国際化に対応できる弁理士・法曹人財育成の強化)
・ 我が国の知財法制の国際発信、海外知財情報の取得、国際的な知財ADR機関の整備などを視野に入れ、国際化に対応できる弁理士・法曹人財の育成を強化・促進する。(短期・中期)(経済産業省、法務省)
興味深い記述だけど、なんか言葉だけが滑ってやいませんか?
特に法曹人財って、あんだけ司法試験制度が自体が揺らいでいるところにこんなこと書かれてもねーという気がしないでもない。
営業秘密指針も今年度内に改訂されるみたいです。
職務発明については、現場の発明者達の声もきちんと聞いて慎重に進めてほしいところ。