《日経新聞より》日立造船が究極の産学連携

お茶ならぬ杜仲樹脂 日立造船が究極の産学連携 2014/6/29 7:00
一般的には、大学との連携をうたいながらノウハウ漏洩のリスクを恐れて秘密主義をとり、「出張所」にとどまるケースが多い。瀬戸際に立っていたのは確かだが、日立造船はあえて門戸を広げ、資金、人材、設備まで幅広い形で大学パワーを吸い取っていった。
 新事業開発にかかる負担を嫌い、可能性があっても見切りをつける企業は多い。産学連携はその有効な打開策ではあるが、日立造船がカギととらえるのは「徹底さ」だろう。研究を続けたい熱意だけでは立ちゆかず、自社資産で効率よく相手資産を引き出す戦略が不可欠となる。
こういうのいいなあ。