読書「7カ国語をモノにした人の勉強法」

読了しました。

1日少しずつでもこつこつと・・・という勉強方は、ある程度モノにしたあとは効果があるとしても、初期ではまったく効果がないことがズバリ指摘されていました。

社会人でまとまった時間が少ないのなら、週末に1日10時間×2or3日、と、怒涛の時間を作ってやるのが効果的みたいです。

著者曰く(本の中では語学学習について書かれていた部分ですが)、「(心理学によれば)覚えたことは忘れるのではなく思い出せなくなるだけだそう」で、「普段忘れているようでも、しっかり身に着けたものならば、環境によって思い出すもの」だそうです。

「ちゃんと身に着けたけど思い出せないだけ」なのか、それとも「最初から覚えていないもの」なのかは、自分の中で厳格に判定して、後者であれば猛省して勉強する必要有。

 「(ある年限を越えると)教育効果が薄れる、だから受験制限だ」とか某団体が言っていたのをふと思い出してしまいました。教育効果の定義が分かりませんが、間違っているような気もするので、心理学に照らして一度検証してみてもいいのかもしれませんね。