読書「3月のライオン(10)」
先週木曜日に風邪をひいて仕事を休んで20時間寝て以来睡眠サイクルが完全にくずれてしまい、今日は一睡もできていないという状態の朝です。
せっかくなので、朝から優雅に机に向かって、読書録をつけてみたりします。
待望の10巻が届いたので読了。入江さんとの勝負のシーンで大きな魚が横切っていく感じは、すごく良かった。恋愛フェーズよりは勝負フェーズのほうが断然好きなので、勝負フェーズがあまり入っていない今回はやや残念ですが、最後のシーンは「おおっ!イケメン!」シーンだったので良し。
話の中でれいちゃんのことを「正論を粛々と 体現していく」という表現があるけれど、宗谷名人やれいちゃんの描写を読むたびに、同級生たちのことを思い出すのです。
奢らず、謙虚で、怠けない、いつもすごいスピードで進んでいく同級生たち。
この漫画を読んで宗谷名人やれいちゃんの描写を見るたびにすぐに思い浮かべるのは、彼らのこと。
どの世界でも天才の要件というものは同じらしい。
それと一緒に、
「縮まらないから」といって
それが
オレが進まない理由にはならん
という島田8段のあのセリフを合わせて思い出すのです。
この漫画を読むたびに、さー、私も頑張るかあ!と思えるので、私にとっては本当に良書なのです。