本のメモ

読んだ本からメモ。育児法を実践するかは別の話だけど,12か条は悪くないなと思った。

 

モンテッソーリーから得た教訓

1 「この子には自分自身を育てる力が備わっている」と信じ,「なんでこんな(困った)ことをするんだろう?」というときこそ子どもをよく観察して,そのとき子どもが自分の中のどんな力を育てようとしているのかを想像し,おせっかいにならない程度にそれを援助すること。
2 「よその子が感じをかけるようになっているからうちの子もそろそろ」とか「うちの子も早く引き算ができるようになってほしい」などと,子供の成長の方向や速さの基準を「外」に求めるのではなく,あくまで子どもの中に見出すこと。
3 「この子はすごい。無限の可能性を秘めている」と信じ,わが子を尊敬し,はげますこと。

 

大人の心得12か条

1 子どもに必要とされているときだけ,子どもに関わりましょう。
2 子どものいるところでもいないところでも,子供の悪口を言ってはいけません。
3 子どもの良いところを見つけ,そこを強くしていきましょう
4 ものの正しい扱い方を教え,それらがいつもどこに置いてあるかを示しましょう
5 子どもが環境と交流を始めるまでは積極的に関わり,交流が始まったら消極的になりましょう
6 子どもの要求に対して,たとえそれができなくても,聞く耳はいつも持つようにしましょう
7 子どもの誤りをいつも指摘して直させる必要はありませんが,子どもが子ども自信や他の子を傷つけたり,危険があるときはすぐにやめさせましょう
8 子どもは何をしていないように見えても,何かを観察しているのかもしれません。そういうときには,あえて何かをやらせなくてもいいのです。
9 やりたいことが見つけられずに困っているときには,一緒に探したり,新しいものを見せてあげたりしましょう
10 新しいもののやり方を(以前拒まれたことが会ったとしても),繰り返し繰り返し,忍耐強く見せるように心がけましょう。そのときは,言葉でなく動作をみせるように専念しましょう
11 子どもを信じ,できるようになるのを待ってあげましょう
12 子どもに接する時は,親の従属物としてではなく,1つの人格を持った人間として接しましょう

 

大人のタブー

・禁止
・命令
・代行
・せきたて
・放任