行政書士試験

昨日は,行政書士試験なるものを受けてきました。何故かというと,別の試験で選択科目の論文が免除になるからです。

行政書士試験といえば,なんとなく大学院時代在学中の友人たちが腕試しで受けてさくーっと受かっていたので,「簡単な試験」というイメージがありました。

そろそろ勉強に着手するか~などと,先月くらいに買っておいた過去問を見たら,

ええええええ?ちょー難しいんですけどー!

出張続きプライベートもイベント続きであまり十分な時間は取れませんでしたが,とりあえずこの2週間は真剣にがんばりました。

LECの解答速報ではまあ基準点は大丈夫超えたかなーという程(マークミスしてたり,記述式部分点なしとか大番狂わせがあったらどうなるかはわかりません)。多肢式・パンキョーは無勉で行きましたが(過去問もめんどくさくて解くのをやめた),多肢式は24点もらえて助かりました。

願わくば,合格して選択科目が免除になりますように~。ダメなら仕方ないので選択科目もちゃんと受験しますよ…💦

うっすらと準備を開始したのが10月中旬,ガチでかじりついたのは11月に入ってからで,高得点を記録したわけでもない,全く参考にならないダメ受験生ですが,短期間で記憶を喚起するのはできたと思うので,「昔取った杵柄で短期間で乗り切りたい社会人受験生」に需要があればとおもいメモっておきます。 

 法令編

とにかく過去問です。過去問以外やる必要無しと思う。まずは過去問をさっと解いてこんなのがあったかな~というのをうっすらと思い出してから,インプットへ。

◯インプット

憲法判例六法の条文と判例のみで十分,それ以外の問題は解けなくてもいい的な気持で望みました。今年の有斐閣判例六法はケースがチョコレート色,中の表紙がオレンジ色で,オレンジピールみたいで可愛らしいデザインです。 

有斐閣判例六法 平成29年版

有斐閣判例六法 平成29年版

 

行政法は,自分が勉強していた頃より,行政不服審査法が大幅に変わってしまったみたいなので,基本書の該当箇所をさっと。下手な予備校本よりはこちらのほうが読みやすいし体系的だし良いと思います。 

行政法 第5版

行政法 第5版

 

民法は,問題を解いて間違えたものがあれば,予備校本でチェック。記述式は,条文を素直に書かせるものが多いので,択一ででた条文をきちんと読んでおけば対応できました。(今回の財産分与の3つの要素は,これではちょっと対応できないかも。抵当権実行の方は,択一の過去問に出ていたので,そちらは対応できました。)

親族相続は,以前これを読んでいたので,精算的要素,扶養的要素,慰謝料的要素はかけました。でもアルマでも慰謝料的要素は入らないという説があると書かれていたので,これを本当に書くのかな~と現場では悩みましたが。 

民法7 親族・相続 第4版 (有斐閣アルマ)

民法7 親族・相続 第4版 (有斐閣アルマ)

 

商法総則・商行為は判例六法で十分です。条文がしっかりわかっていればとける問題ばかり。会社法は,問題数が少ない割に出される分野も結構バラバラな感じがしました。リーガルクエスト会社法で,択一で出題された箇所だけ読みました。 

会社法 第3版 (LEGAL QUEST)

会社法 第3版 (LEGAL QUEST)

 

記述式がどんなものが出ているか確認。1000円で過去問30問と予想問題が入っているのでお得でした。これもとりあえず読み物として読む。

2016年版 行政書士試験 記述式対策完成への50問-過去問30問+予想問題20問- (アガルートの書籍講座シリーズ)

2016年版 行政書士試験 記述式対策完成への50問-過去問30問+予想問題20問- (アガルートの書籍講座シリーズ)

 

そして,もう一度過去問を解いて,間違ったところだけ繰り返す。これで1ヵ月のメニューが完成です。

とはいえ,私の能力では1ヶ月の勉強では全く大したことのない点数しかとれなかったので,過去法律の勉強をやったことがある方で,慎重を期したい場合は2ヵ月くらいは余裕を見たほうがいいかもしれません。

また結果がでたら,ここに書きたいと思います。